2008年08月22日

Vol.01 00-03 こうしま 幸島 HAPPY ISLAND 1992. SPRING

こうしま 幸島 HAPPY ISLAND 1992. SPRING 表紙

   さるたちは
      若き世代に
         なりぬれど
    昔かわらぬ
       緑の島影
                   錦司


幸島

発刊のごあいさつ

 わたしたちを取り巻く環境は、あっと言う間に人工化し急速に自然が破壊されて、とどまるところを知りません。でも、ここ幸島には、まだ豊かな自然がそのまま残っているのです。
 澄みきった青い海に守られた幸島は照葉樹に覆われ、その中には原生林があり、ここで無心に繁栄を続けているサルやタヌキ、ウサギなどがいます。
 また、対岸の石波海岸樹林では、ハカマカズラやタチバナ、それに亜熱帯林など植生豊かな森で小鳥は舞い、小動物は歓喜の大合唱を続けています。
 昭和30年頃までは、セミやトンボ捕りに興じ、川や海で遊び、木登りに夢中になって自然と戯れていた子供たちは、いつの間にか姿を消してしまいました。
 また、大人たちも、日常の慌ただしい生活の中で働き続け、精神をすり減らしています。
 こうした、都会の日常生活の喧騒から抜け出して、大人も子供も自然の一員となり、その中に溶け込み、静かにサルの行動を見たり、また、照葉樹林の中の小鳥や小動物、更に海の生物を観察できる一助になればと思い、季刊誌【幸島】を発刊することにいたしました。
 また皆様のお陰で財団法人ができることになり、この一帯の自然が完全に保護できることに感謝すると共に、親と子の学習の場として、有効に利用出来るようスタッフ一同お手伝いしたいと思います。
 今後のご協力をお願いして、発刊のご挨拶と致します。


『こうしま 幸島 HAPPY ISLAND 1992. SPRING』の表紙及び2〜3ページより転載。


このコンテンツ及び写真等は、発行人の許可を得て、冊子『こうしま 幸島 HAPPY ISLAND』より転載したものです。オリジナルを出来るだけ忠実にコンテンツ化しているため、ページのつなぎ目や文字が重なった写真やイラスト等は、特別な加工を行わず、そのまま掲載しています。


こうしま 幸島 HAPPY ISLAND 1992. SPRING

発行日:1992年1月31日
発行所:財団法人幸島自然保護センター設立準備委員会
発行人:三戸サツエ(〒889-33 宮崎県串間市大字市木150)
写真協力:宮崎日日新聞社、芥川仁、河野充、中原聡
イラスト:有明小の子供たち、篠原太郎
posted by みやざきの自然 at 20:32| こうしま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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